3Dプリンターで「自分だけのフィギュアを作りたい」という人が増えています。 アニメキャラ、ゲームのキャラクター、オリジナルデザイン——今では個人でも本格的な造形が可能です。
フィギュア制作には光造形(レジン)プリンターが圧倒的に向いています。
FDMと光造形、フィギュアに向いているのはどっち?
| 項目 | FDM | 光造形(MSLA) |
|---|---|---|
| 表面の仕上がり | 積層跡が目立つ | なめらか(積層跡ほぼなし) |
| 細部の再現 | 髪・顔の表情は難しい | 0.05mm以下の精度で再現可能 |
| コスト | フィラメントが安い | レジンはやや高め |
| フィギュア向き度 | △(大型パーツのみ) | ◎ 圧倒的におすすめ |
「キャラクターのフィギュアを作りたい」なら、迷わず光造形を選びましょう。FDMは大きめのコスプレパーツや甲冑系造形には向いています。
おすすめ3Dプリンター
光造形の入門機として最もコスパが高いモデル。12K解像度で細かいフィギュアも十分な精度で印刷できます。
参考価格:約35,000〜40,000円 / ビルドサイズ:165×102×175mm / 解像度:12K(19μm)
8K解像度で非常に細かいディテールまで再現できる中級機。参考価格:約60,000〜70,000円
フィギュアの繊細な表現は苦手ですが、大きめのコスプレパーツや甲冑系造形に。参考価格:約50,000円
フィギュアデータの入手方法
| 方法 | サービス / ツール | 難易度 |
|---|---|---|
| 無料ダウンロード | Thingiverse・Printables・MyMiniFactory | ★☆☆(簡単) |
| 自分でモデリング | Blender(無料)・Nomad Sculpt(iPad)・ZBrush(有料) | ★★★(難) |
| 3Dスキャン | スマートフォンアプリで人物・物体をスキャン | ★★☆(精度に限界あり) |
印刷設定のポイント(光造形)
| 項目 | 推奨値 | 備考 |
|---|---|---|
| レイヤー厚さ | 0.05mm | 精細なフィギュアには0.03mmも可 |
| サポート | 中程度〜細め | 取り外しやすさとのバランスを調整 |
| 中空処理 | 推奨 | レジン節約・重量軽減 |
| 印刷角度 | 45度傾ける | サポートを減らしつつ精度向上 |
仕上げ・塗装の手順
① 洗浄・後硬化 — IPAで洗浄 → UV硬化ボックスで2〜5分照射
② サポート除去・整面 — ニッパーでカット → やすり(240→400→800番)で仕上げ
③ サーフェイサー塗布 — グレーのサーフェイサーをスプレーして塗料の乗りを良くする
④ 塗装 — エアブラシ(本格的)または筆塗り(入門向け)
著作権に注意
個人で楽しむ(自宅に飾る) → グレーゾーン
販売・配布 → 権利者の許可が必要
オリジナルキャラクターや権利フリーのデータを使うのが安全です。
まとめ
精細なフィギュア → 光造形(Elegoo Mars 4 Ultraなど)
大型パーツ・コスプレ道具 → FDM(Bambu Lab A1 Miniなど)
データ入手 → Thingiverse・Printablesで無料ダウンロード
仕上げ → 洗浄・後硬化・やすりがけ・サーフェイサー・塗装