Bambu Labは2022年に登場し、わずか数年で3Dプリンター市場のトップブランドになった中国発のメーカーです。 「箱から出してすぐ印刷できる」使いやすさと高速・高品質な印刷で世界中のユーザーを獲得しています。
この記事では全機種のスペックと用途別の選び方を解説します。
Bambu Labが選ばれる理由
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 全自動キャリブレーション | ベッドレベリング・Zオフセット・振動補正をすべて自動化。初心者でも開封30分で印刷できる |
| 高速印刷 | 最大500mm/s。他社の2〜5倍の速度で同等以上の品質を実現 |
| Bambu Studio | 機種・素材を選ぶだけで最適設定が自動入力される直感的なスライサー |
| AMS(マルチカラー) | 最大16色のフィラメントを自動切り替えして多色印刷が可能 |
全機種スペック比較
| 機種 | ビルドサイズ | 密閉チャンバー | AMS | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| A1 mini | 180×180×180mm | ✗ | AMS Lite対応 | 約50,000円 |
| A1 | 256×256×256mm | ✗ | AMS Lite対応 | 約75,000〜80,000円 |
| P2S | 256×256×256mm | ✅ | AMS対応 | 約120,000〜130,000円 |
| X1C | 256×256×256mm | ✅ | AMS対応 | 約170,000円〜 |
A1 mini — 初心者・コンパクト派の最適解
ビルドサイズ180×180×180mmのエントリー機。PLA・PETG・TPU・PLA-CFに対応し、デスクに置けるコンパクトサイズと静音性(約45dB)で生活スペースへの設置に向きます。
初めての3Dプリンター / 小〜中サイズの造形がメイン / 設置スペースが限られる / 快適さ重視でコストも抑えたい
A1 — 上位ビルドサイズ版
A1 miniと同じ開放型ながらビルドサイズ256×256×256mmに拡張。コスプレパーツ・建築模型・大型の実用品向きです。速度・品質・使いやすさはA1 miniと同等です。
A1 miniのビルドサイズでは物足りない / 180mmを超えるパーツを作りたい / コスプレパーツ・建築模型に挑戦したい
P2S — 密閉チャンバー搭載のミドルハイ機
P1Sの後継機。密閉チャンバーでABS・ASA・ナイロンなど難しい素材も安定印刷が可能です。カメラ搭載で遠隔監視もできます。
ABS・ASA・ナイロンを使いたい / 本格的な機能パーツを作りたい / 予算12万円まで出せる
X1C — フラッグシップモデル
LiDARスキャナー搭載で印刷中の自動品質補正が可能なBambu Labの最上位機種。プロ・業務用途向けです。「最高品質を出したい」「業務レベルの精度が必要」という方以外には不要です。
AMS Liteとフルの違い
| AMS Lite | AMS(フルAMS) | |
|---|---|---|
| 対応機種 | A1 mini・A1 | P2S・X1C |
| スプール数 | 4(最大2台連結で8色) | 4(最大4台連結で16色) |
| 価格 | 約25,000円 | 約55,000円 |
多色印刷の機能自体に大きな差はありません。「AMS Liteを使いたい」という理由だけでP2Sを選ぶ必要はありません。
機種選びのフロー
まとめ
Bambu Lab A1 Miniを選んでください。 全自動・静音・高速・Wi-Fi連携・AMS Lite拡張性を備えながら5万円前後というコスパは現時点で最も初心者に向いています。
「ABS・ナイロンを使いたい」「業務用途」「最高精度が必要」という具体的な理由がある場合だけP2S・X1Cを選んでください。