Bambu Lab AMSは「多色印刷を自動化するシステム」です。 AMS(Auto Material System)はP2S・P1S向け、AMS Liteはその他の機種向けに設計されています。最大4台接続で16色の自動切り替えが可能です。
AMS vs AMS Liteの違い
| 項目 | AMS | AMS Lite |
|---|---|---|
| 対応機種 | P2S・P1S・X1 シリーズ | A1・A1 mini |
| スプール収納数 | 4スプール/台 | 4スプール/台 |
| 最大接続台数 | 4台(16色) | 4台(16色) |
| 乾燥機能 | あり(加熱乾燥対応) | なし |
| 対応フィラメント | PLA/PETG/ABS/ASA/PA/TPU等 | PLA/PETG/TPU等(ABS非推奨) |
| 参考価格 | 約40,000円〜 | 約25,000円〜 |
対応機種一覧
| 機種 | AMS対応 | AMS Lite対応 |
|---|---|---|
| Bambu Lab P2S | ◎ | ✗ |
| Bambu Lab P1S | ◎ | ✗ |
| Bambu Lab X1 Carbon | ◎ | ✗ |
| Bambu Lab A1 | ✗ | ◎(Combo同梱あり) |
| Bambu Lab A1 mini | ✗ | ◎(Combo同梱あり) |
セットアップ手順
AMS Lite セットアップ(A1 mini Combo)
Step 1:AMS LiteをA1 miniの横に設置し、付属ケーブルで接続する
Step 2:4つのスプールホルダーにフィラメントをセットし、チューブに通す
Step 3:プリンターの画面またはBambu Studioでフィラメントを認識させる
Step 4:Bambu StudioでAMSスロットに色(フィラメント)を割り当てる
Step 5:スライス実行。多色モデルの各パーツに色をアサインして印刷開始
多色印刷の流れ
Bambu Studioで多色印刷をセットアップする手順です。
| 手順 | 操作 |
|---|---|
| ① モデルをインポート | STLファイルをBambu Studioにドラッグ&ドロップ |
| ② フィラメントスロット設定 | 右パネルでAMSの各スロットにフィラメントの色・種類を設定 |
| ③ パーツへの色アサイン | 「オブジェクト」タブで各パーツ・サーフェスに使用するフィラメントスロットを割り当て |
| ④ スライス・確認 | スライスプレビューで色の境界・パージブロックの配置を確認 |
| ⑤ 送信・印刷 | 「プリント」ボタンでプリンターに送信。AMSが自動でフィラメント切り替え |
フラッシュ最適化
色を切り替えるたびに「パージ(フラッシュ)」として前の色のフィラメントを排出します。この廃材を最小化するのがフラッシュ最適化です。
💡 フラッシュを減らすコツ
色の順番を工夫する:明色→暗色の順に切り替えるとフラッシュ量が減ります(暗色が明色を上書きしやすい)。
Bambu Studioの「フラッシュ最適化」を有効化:スライス設定で自動的に切り替え順序を最適化します。
パージオブジェクトを使う:廃材を独立したオブジェクトとして出力し、フラッシュタワーを排除できます。
よくあるトラブルと対策
| 症状 | 原因と対策 |
|---|---|
| フィラメント切り替えが途中で止まる | チューブのキンク(折れ)を確認。フィラメントの先端が曲がっていないか確認してリロード |
| 色の混ざりが出る | フラッシュ量の設定を増やす。色切り替えの順番(明→暗)を見直す |
| AMS Liteがフィラメントを認識しない | スプールホルダーの向きを確認。フィラメントをチューブ入口まで正しく通す |
| パージブロックが大きすぎる | Bambu Studioのフラッシュ最適化を有効化。色の切り替え回数を減らすようモデルを設計 |
まとめ
| 機種 | 選ぶAMS | 最大色数 |
|---|---|---|
| A1 mini / A1 | AMS Lite | 16色(4台接続時) |
| P2S / P1S / X1 | AMS | 16色(4台接続時) |
AMSを使いこなすと、単色印刷では不可能だったカラーフィギュアやロゴ入りパーツが自宅で作れるようになります。フラッシュ最適化を活用して廃材を減らしながら、多色印刷を楽しんでください。