OrcaSlicerはBambu Lab機種にも対応したオープンソースの高機能スライサーです。 Bambu Studioより細かい設定ができる中級〜上級ユーザー向け。無料。
ダウンロード:github.com/SoftFever/OrcaSlicer
Bambu StudioとOrcaSlicerの違い
| 比較 | Bambu Studio | OrcaSlicer |
|---|---|---|
| 対応機種 | Bambu Lab専用 | Bambu Lab+ほぼ全機種 |
| 操作の簡単さ | ◎ | ○(慣れが必要) |
| 設定の細かさ | ○ | ◎ |
| キャリブレーション機能 | △ | ◎ |
| 推奨ユーザー | 初心者〜中級者 | 中級〜上級者 |
OrcaSlicerでできること
充実したキャリブレーション機能
▸
温度タワーテスト
最適印刷温度を自動で見つける。フィラメントごとに最適温度を特定できます。
▸
フロー補正
押し出し量を精密に調整。ラインが太すぎる・細すぎる問題の解決に有効。
▸
リトラクションテスト
糸引きを最小化。適切なリトラクション距離・速度を特定。
▸
プレッシャーアドバンス(K値)調整
コーナーの品質向上。高速印刷時の精度改善に効果的。
▸
より細かい速度設定:内壁・外壁・インフィルを個別に設定
▸
機種横断使用:BambuとCrealityなど複数機種を同じスライサーで管理
インストールと初期設定
1
ダウンロード
GitHubのReleasesページ(github.com/SoftFever/OrcaSlicer)から最新版をダウンロード
2
プリンター追加
インストール後「プリンター追加」でBambu Lab機種(またはその他機種)を選択
3
接続設定
IPアドレスまたはシリアルナンバーでプリンターと接続
キャリブレーション機能の活用
温度タワーの使い方
異なる温度で変化するテストモデルを印刷 → 最も品質が良い温度を確認 → フィラメントプロファイルに保存。これにより各フィラメントの最適温度が個別に分かります。
フロー補正の使い方
ラインが太すぎる・細すぎるなどの問題解決に有効。押し出し量の過不足を補正します。フィラメントを変えた際にも実施すると安定します。
推奨の使い方
普段の印刷
Bambu Studio(簡単・速い)
新素材の試し・精度重視
OrcaSlicer(細かい設定)
この2本立て運用が多くのユーザーの定番スタイルです。
まとめ
💡 こんな方におすすめ
Bambu Studioに物足りなさを感じてきた中級〜上級ユーザーへの自然なステップアップです。新しいフィラメントを試す際のキャリブレーションや、精度重視の印刷に特に効果を発揮します。