インフィル(Infill)は3Dプリントの内部構造の密度を決める設定です。 充填率が高いほど強く重くなり、低いほど軽く速く印刷できます。
最初は15〜20%をデフォルトにして、強度不足を感じたら上げるのが効率的なアプローチです。
充填率の目安
| 充填率 | 強度 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 5〜10% | 最低限 | 展示用・見た目だけのモデル |
| 15〜20% | 一般的 | 日用品・インテリア・フィギュア(推奨デフォルト) |
| 40〜60% | 高い | 機能パーツ・工具・ドローンパーツ |
| 80〜100% | 最高 | ネジ穴・最高強度が必要な箇所 |
インフィルパターンの種類
| パターン | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| Grid(格子) | バランス良 | デフォルト・汎用 |
| Honeycomb | 軽量で強い | 強度重視の一般用途 |
| Gyroid | 全方向均一な強度 | 機能パーツ・3次元的な負荷がかかるもの |
| Lines | 最速・強度は方向依存 | 速度重視 |
迷ったらGridまたはHoneycombを使ってください。
用途別の推奨設定
| 用途 | 充填率 | パターン |
|---|---|---|
| フィギュア・インテリア | 10〜15% | Grid |
| 日用品・スタンド | 15〜20% | Grid |
| 工具・機能パーツ | 40〜60% | Honeycomb / Gyroid |
| ドローン・衝撃がかかるもの | 60〜80% | Gyroid |
| 最高強度 | 80〜100% | Grid |
シェル(壁の厚さ)との関係
💡 強度を上げるにはシェルも重要
強度が必要なパーツはインフィルを上げるよりシェル数を増やす方が効果的な場合があります。インフィル40%+シェル4枚の方が、インフィル80%+シェル2枚より実用強度が高くなることもあります。
Bambu Studioでの設定方法
左パネルの「プロセス」タブ → 「強度」セクションで「インフィル密度」スライダーと「インフィルパターン」ドロップダウンで変更できます。
まとめ
Q:100%にすると一番強い?
必ずしもそうではありません。シェル数・素材・パターンによって実際の強度は変わります。通常60〜80%で十分な強度が得られます。
→ まず15%から始めて、壊れたり強度不足を感じたら上げていく